名詞を用いた表現が日本語的で,動詞を用いた表現が英語らしい英語となるのはなぜだろうか。
日本語では「する」,「なる」,「ある」のような,単体ではあまり意味を持たない動詞がよく使われるため,重要な意味を名詞で表すことが多い。それに対して,英語では意味に富んでいる動詞が多数存在するため,動詞に重要な意味を持たせることができる。
さらに英語の感覚では,名詞は変化のない,意味の固定された概念を指す。動詞はダイナミックで,変化していることを表す。そのため,「make preparations」よりも「prepare」,「reach a conclusion」よりも「conclude」,「carry out a revision」よりも「revise」を使った方が,生き生きとした,英語らしい英語になるのである。